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伊豆伊東に見る幸福論 vol.1



最近ウエルビーイングという言葉をよく耳にします。「心身ともに健康であること」をいい、経済的な豊かさよりも人生の豊かさや幸福度が問われています。特にSDGsの目標の3番目に掲げられたことが大きいのかもしれません。世界の三大幸福論、19世紀から20世紀にかけて書かれた名著があります。そのうちまず2つを簡単に紹介します。 


フランスの哲学者アランは「くじけない楽観主義、体や心を健全にして、上機嫌で過ごすこと、笑って過ごすことが幸福だ」といいます。ラテン的ですね。


次にイギリスのノーベル文学賞受賞者バートランド・ラッセル。「自分の関心を外に向けて活動的に生きること」だと言います。この方は貴族、さすがですね。


国連の幸福度調査では、日本は世界ランキング62位、1位はフィンランドでした。

「幸福の測定」(鶴見哲也著)という本で、フィンランドと比べて、日本は人生の評価、生活満足度、主観的な幸福度のすべてが低いとし、その原因として以下を列挙しています。


日本人は家族、友人、地域など人とのつながりが低い

日本の夏休みは4分のⅠ、別荘で過ごす時間は20分の1

自然との触れ合いは3分の1

環境配慮行動が2分の1

老人や障害者の生活保障は3分の2


フィンランドには「自然享受権」というものがある。私有地の散策が自由。森は生活の日常。整備された森が幸福度を高める。

テレビで有名な脳科学者、中野信子さんは「世界の頭のいい人」がやっていることとして次のように述べています。


「脳は『社会的報酬』が得られると、ドーパミンが大量に分泌されて快感を覚え、やる気が増大する。自分がやりたいことをやって楽しむことが、誰かを楽しませることに通じると元気が出る。人の行動が社会性を持つように無意識的に方向づけられている」。


私ども伊東への移住促進プロジェクトチームには毎月十数件の移住のご相談があります。年代を問わず伊東の自然の豊かさに惹かれ、お金、便利さや、にぎやかさより、静けさ、穏やかさ、自然との交流を強く求めておられます。あのフィンランドにあって、日本の大都市圏にないものが伊豆にはあふれているのです。私たちのチーム30人は、ほとんど首都圏から移住した方々であり、自分から手を挙げて参加し、喜んで活動してくださっています。


伊東市八幡野在住 移住促進官民共同プロジェクトチーム座長

山本 文夫

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