Q:伊豆での暮らし、教えてください。
A:レストランオーナーシェフの小笠原貴史さんにお伺いしました。
●お話してくれた先輩
小笠原貴史さん
◎職業:イタリアンレストラン「ミラコロ」オーナーシェフ
◎出身:長野県松本市
◎移住時の年齢:30代
◎移住の時期:2012年
◎移住場所:伊豆高原
●移住と開店のきっかけは?
“70万円でお店を始めたんですよ!”
調理師学校を卒業後、複数のホテルのレストランや飲食店のマネージャーを歴任しました。
自分のお店を持つことを考え始めた時に資金として用意できたのは、わずか70万円です。
困っていましたが、伊東市の知り合いから居抜きで空き店舗を借りることができたため、
独立することを決意しました。夫婦で伊豆高原へ移住し、お店をオープンしたのが2012年。その後、店を移転して、現在は大室山の近くで妻とスタッフと共に地元の食材をふんだんに使用したイタリアンレストラン「ミラコロ」を経営しています。
●伊東市を選んだ理由は?
伊東の中でも、伊豆高原は他の市や県からの移住者が多いためか人と人との「ほどよい距離感」が魅力的な地域。」です。人間関係で「困った!」というのは、記憶にないですね。
また、伊豆高原は飲食店などスモールビジネスをしたい人にとっておすすめの地域です。空き物件が多く、固定費が抑えられ、人件費や生活費も高くない。大手資本が参入しにくいので、価格競争にもなりにくい。観光客、別荘地の住人、地元の人と客層のバランスも良い。コツコツと人の役に立つビジネスをしていれば、必ず結果が返ってくる土地だと感じます。
●伊豆暮らしの先輩から一言
飲食店の経営相談を歓迎します!
地域のビジネスオーナー交流会の主催や補助金申請のサポート・コンサルをしています。その根底にあるのは地域の人に良くしていただいたご恩を次の方へ繋げ「人の役に立ちたい、地域に貢献したい。」という思いです。伊豆高原でビジネスを始めようという方のご相談、大歓迎!です。特に飲食店・宿泊業で独立を考えている方は、お気軽に相談しに来てくださいね。
https://miracolo.jp/
(取材:濱崎 雄介 2021年3月)
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